更年期障害に効くホルモン剤

更年期障害に悩んでいる女性はたくさんいます。ホルモン剤の投与によって治療を行うこともあります。 - 更年期障害に効くホルモン剤

更年期障害に効くホルモン剤

更年期障害に悩む女性はわりと多いという印象があります。主に、女性ホルモンであるエストロゲンの減少などによって症状が出る病気です。過去には、50代ぐらいの年配の女性がなる病気でしたが、現在では20代や30代の女性が発症することも増えてきています。
ytduykuf

<更年期障害の原因や症状とは?>

女性の閉経時期を挟む前後の5年間を、「更年期」と呼びます。「更年期障害」は、女性ホルモンの一つである「エストロゲン」の分泌量が激しく減少してしまうことが原因であるといわれています。
主に、めまいやイライラ、肩こり、体のほてりなどの症状が出ることが多いようです。また、精神的な憂うつ感や不眠などの困った症状が出てしまうこともあります。更年期障害の症状の重さは人それぞれであり、軽い人は病院に通う必要もない場合がありますが、重い人は普通に生活することが困難になる場合もあります。

<女性ホルモン剤の投与について>

更年期障害は、女性ホルモンである「エストロゲン」の激しい減少が主な原因とされています。そのため、症状を緩和するために「ホルモン補充療法(HRT)」が使われることもあります。
HRTには、飲み薬だけでなく、貼り薬や塗り薬などもありますので、自分にとって最適なものを選ぶようにしましょう。エストロゲンを補充できる飲み薬には、プレマリン錠やジュリナ錠、貼り薬にはエストラーナ、塗り薬にはル・エストロジェルなどの薬があります。ただし、乳がんや子宮がんの病気を持つ女性やアレルギー体質を持つ女性は、HRT治療を施すことができない場合もあります。

<エストロゲンの主要成分とされるエストラジオールを補う>

女性ホルモンであるエストロゲンを補うのには、その主要成分の一つであるエストラジオールを含むホルモン剤を使う場合が多いようです。たとえば、飲み薬であるプレマリン錠は、結合型エストロゲンが含まれる薬であり、女性の体内に入るとエストラジオールに転換されます。それが、女性ホルモンとして活躍してくれるでしょう。
また、ジュリナ錠やエストラーナ、ル・エストロジェルなどの薬も、主成分はエストラジオールです。そのため、これらの薬を使えば、そのまま女性ホルモンとして体の中で活動してくれます。

<どのような効果が出てくるの?>

ホルモン補充療法(HRT)は、女性ホルモンをホルモン剤によって補うという治療法です。特に、ほてりやイライラ、汗が多く出るなどの自律神経系の症状を抑えるのに大きな効果があります。また、HRT治療を施すことによって、骨粗しょう症などの病気も予防できます。
ホルモン剤でエストロゲンやプロゲステロンを補うことは、実は美容にも大きなメリットがあります。美肌成分であるコラーゲンが増加する傾向があるからです。体内のコラーゲンが増えれば、関節の動きが滑らかになるため、関節炎にもなりにくいでしょう。さらに、アルツハイマー病の発症率も抑える効果があることが分かっています。その他にも、エストロゲンが女性の体内に増えることで、自然に気持ちも明るくなるという作用があります。
更年期障害には、ホルモン補充療法(HRT)が高い効果を上げてくれます。特に、精神的に不安定になる自律神経系の症状に悩まされている人には、大きな改善効果があるようです。急にのぼせたように熱くなったり、逆に寒くなったりする症状も、更年期障害によく見られます。もし、自分にも当てはまっていると思うなら、HRT治療を始めてみるのもおすすめです。